ミラーカムPro2 MRC-3023 ミラー型ドライブレコーダーを取り付けました【DIY】

ドライブレコーダー ミラー

ランドクルーザープラドにドライブレコーダーを付けようと思い、ミラー型のドライブレコーダーを購入しました。
ドライブレコーダーについては下記の記事をご覧ください。

取り付けの持ち込みをすると高いんじゃが

ドライブレコーダーをカーショップで購入してそのまま取り付け依頼をすると安く取り付けられたり、費用が掛からない(工賃こみこみ価格?)で済みます。
とはいえトータルで考えると少し割高になることもあるようです。
対してネットで安く購入してディーラーやカーショップ・自動車整備工場に持ち込むと店舗で購入する多少ですがさらに安く取り付けること可能です。
ただし、前方だけではなく前後型のドライブレコーダーや車種によっておそらく価格が変わってくると思います。さらにシガーソケットにさすだけではなくヒューズから電源を取ったり駐車監視用の配線もするとさらに工賃がかかりそうです。
調べるとおおよそ2万~3万ほどかかるようです。結構高いな・・・と思いますが単純に取り付けに手間がかかるし、ヒューズから電源を取る場合に失敗をするとえらいことになるのでそう考えると妥当なのかなと思います。
でもまあやっぱり高いと思うので、高いなら自分でつければいいじゃない。
このご時世ネットがあるので調べばなんとかなる。はず。

ミラー本体の取り付け

ミラー本体は純正のミラーにかぶせてバンドで止めるだけなので特に難しいことはないです。
取り付けた感じ振動でずれることや取れる心配はありませんでした。

ドライブレコーダー ミラー
ドライブレコーダー ミラー

ドッキングステーション(フロントカメラ+GPS内蔵)と接続しているコードは折りたたんでミラーの後ろに隠しています。

ドライブレコーダー ミラーの裏側

そこまでごちゃごちゃしておらず、わりとすっきりしています。

ヒューズから電源の確保

事前にプラドのヒューズに対応できるようドライブレコーダー側のコードに下準備をしていました。
なので取り付け時はヒューズに差すだけなので簡単です。

と、思ってた時期がありました。実際は色々確認や悩んだりして1時間近くかかりました。
面倒くさがってヒューズ周りの内装を取らず作業をしたことも時間がかかった要因かと思います。
Aピラーの内装を外すだけで作業は出来ましたが、そのほかも外すとよりスムーズに作業ができるかと思います。

取り付けに関してはまずはAピラーの内装を外しました。
Aピラーを外すためには取っ手部分を先に外す必要があります。取っ手を外せばあとは慎重に引っ張るだけで外すことが出来ます。

Aピラーの取っ手
Aピラーの内装をはがした後

外す際に使用した工具はこちら

工具
レンチ

サイズがいろいろありますが10番を使用しました。割とすんなり外せたのでよかったです。

次にミラー本体から出ているコードをフロントガラス上部の内装の隙間に差し込んでいき、右側までもっていったところでAピラーの中に通し、Aピラーからヒューズボックスにコードを通しました。
ここで下側にあるヒューズボックスの方に配線が落ちてこなくて時間がかかりました。
配線通しを準備しておけばよかったです。まあなんか下の方にたらせば落ちてくるでしょ、と思ってました。

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次にヒューズボックスへの差し込みですが、ヒューズにはカバーがかかっているのでカバー外し的なものを用意します。ちなみにヒューズボックス自体の白いカバーを外すにもちょっと時間がかかりました。体制がきつかったのとフタがかたかった・・・。
ヒューズのふたを外す道具の場所はエンジンルームにあるヒューズボックスのふたの裏にあります。
このクリップ的なものでヒューズのふたを外してドライブレコーダーのヒューズを差し込みますが、差す前にアースの接続が必要です。
今回はブレーキ周りのナットに共締めしました。このアース接続する対象選定にちょっと時間がかかりました。
ちなみにヒューズ電源を取るとヒューズボックスをふたすることが出来なくなります。無くさないようにしておきたいところ。さらにちなむと外したヒューズのフタもどこかに保管しておく必要があります。これも注意したいところ。
差し込んだヒューズについてはこちらになります。取り付け時は電源テスターで確認してからが良いです。

ドライブレコーダー ヒューズボックス
ドライブレコーダー ヒューズボックス

青と赤のコードが出ている2か所が今回差した場所になります。
このようにコードが手前に出てきてしまうので外した白いカバーがつけられなくなります。
そっとグローブボックスにしまいました。

前方カメラの取り付け

前方用のカメラはGPSと一緒に1つにまとめられているもので平たい感じになっています。
取り付けに関しては、どうやら静電シートをフロントガラスに貼りその上からカメラを貼り付けることでいつか外すときに取れやすくなるようです。試しにガラスに静電シートを貼って上から取り付けてみたところ、静電シートごと剥がれました。静電シートを貼る前のほこり等のふき取りが甘かったようです。無念。
ということで直接ガラスに貼り付けました。しっかり貼り付けることが出来ましたが、いつかはがすときの作業が増えました・・・。まあ、数年取り外すことはないので良しとします。

ドライブレコーダー フロントカメラの下側
ドライブレコーダー フロントカメラ

室内カメラの取り付け

このドライブレコーダーには室内用カメラが付属しています。
何かあった際のリアクションが撮れるので見返すのが面白そうです。(本来はそういう用途ではないです)
実際のところ、カメラ自体が全方向に動くので車の横を重点的に録画することが可能です。
例えば横からあおり運転を受けたときに役に立ちそうです。実際にやられたときに冷静にカメラの向きを変えることが出来ればですが。
取付位置に関しては助手席側の一番左上にしました。
ちょうど角度的に運転席の後ろに設置しているチャイルドシートが写せるのでここにしました。赤信号で停車中にミラーを室内モードにして様子を見ることが出来るのでよさそうです。

ドライブレコーダー 社内カメラ

後方カメラの取り付け

後方用のカメラについてはいったんリアガラスに貼り付けました。
「いったん」というのは、プラドはバックドアが横開きになるためです。多くの車は上に開くのでカメラについてもリアガラスに貼り付ければ特段問題はありません。が、プラドは横開きなのでリアガラスに貼り付けてしまうと配線が残念なことになってしまいます。
また、リアガラスのみを開けられる便利機能もあるのでなおさらリアガラスに貼り付けるのはNGです。

ドライブレコーダー 後方カメラの配線

そのため車内の横の内容をはがして配線を通して、バックドアとつながっているホース的な部分の中に配線を通し、バックドアの内装をはがし配線してリアガラスの上あたりから出すというのが一番きれいな取付方法になります。
調べた感じヒューズから電源を取ることよりかなり面倒そうです。内装を外したものの戻せなくなったり、そもそも作業に時間がかかりそうなのでできればやりたくないです。ということでいったんリアガラスに直接貼り付けて配線は残念状態にしています。
この状態でも見た目はあれですが機能としては問題なく使用できます。バックドアを開くとき・閉じるときに気を使いますが。

ドライブレコーダー 後方カメラ

後方カメラの配線がさすがにちょっと

さすがにリアガラスに直接貼り付けは見た目が残念なのと、そもそもドア開閉・リアガラス開閉時にコードが挟まれそうで危ないのでどうにか楽に解決できないか?ということで試行錯誤したところ、マルチステーなるものを発見しました。

マルチステーをバックドア前の内装の隙間に差し込み、ステーに対して後方カメラを付ける作戦にしました。ということでマルチステーの不要部分を折って切り離して下準備。

ドライブレコーダー用マルチステー

使うのは切り離された右側の「H」になっている部分です。
左側の「ト」はまあ・・・使わないですが一応取っておきます。

さっそくな内装部分にさしてみました。
振動で多少ガタガタ揺れそうですが、リアガラスに配線を通す苦労を考えたら許容範囲かなと思います。

ドライブレコーダー マルチステー

マルチステーにカメラを取り付けました。
大丈夫そうな雰囲気があるのでしばらくこれで運用してみようと思います。
あまりにガタガタで見ずらいとかあれば涼しい時期にバックドア配線チャレンジを検討したいと思います。

ドライブレコーダー 後方カメラ失敗
ドライブレコーダー 後方カメラの横

いい感じに見えます!

後方カメラの付け方だめでした・・・

マルチステーでつければバックドアに配線をせずいいじゃんと思ってましたが、いざエンジンをかけて走り出そうとしたところ、画面上部の半分くらいがバックドアの内装にかかり視界がだめでした・・・。

ドライブレコーダー 後方カメラ失敗

ミラーで映像を確認してみたところもう足元しか見れません。
これじゃあ普通のルームミラーの方がええやんけ!!
※ちょっと暗くて見ずらいですが、写真上部の黒いところがバックドア車内の内装部分になります

ということで微調整した様子がこちら。マルチステーを奥まで押し込まずに少し引き出してカメラ本体が下の方に来るように調整。

ドライブレコーダー 後方カメラ改良

少し位置が下がったからいけるか・・・?無理やり下の方に伸ばして可能性のあるポジションに。
実際に確認してみると・・・

ドライブレコーダー 夜間の見え方

うーん・・・まあぎりぎり合格レベル。ミラー型ドライブレコーダーのメリットである広角を写せずですが、使用できるレベルにはなりました。なりましたが機能をいかしきれていないため引き続き改良をしていく予定です。
また、リアガラスに貼り付けていないため電熱線?の黒い横線が映り込んでしまっています。
支障は無いですが気になってしまう。
改良に当たってはマルチステーを「ト」と「H」に切り離したのですが、切り離さず使用してより下側に位置するように、かつ黒い線が映らないようにリアガラス側にカメラ本体を近づける予定です。

赤枠のところを切ってしまった・・・切って使ってね!って書いてあったゆえに。無念の再購入。
取り返しのつかないことはちゃんとテストして試そうねという教訓。

ミラーの見え方はどうなの?

後方の見え方ですがかなりいいです。
視界が広がりましたし特に夜間は画面が明るくて見やすいです。
また、ミラーの画面を横にスワイプすることで室内カメラ・前方カメラ・3か所全部を写すモードを切り替えることが出来るため、2列目にいる子供の様子を確認できたりします。
後方カメラはミラーの画面を上下にスワイプで写す角度の調整が可能です。

ちょっと気になるところと対応策

やはり通常のミラーとは見え方が異なるため距離感が難しいです。
これはミラー型ドライブレコーダー共通の気になる点かと思います。
そういったときにボタン1つで通常のミラーとして使用できるので便利ですね。通常のミラー状態の時ももちろん録画出来ているとのことで安心です。
または映像の見え方の倍率を変えることが出来るので、高倍率にすれば通常のミラーの見え方に近づけることが可能です。この機能は他のミラー型のドライブレコーダーにはなさそうな気がします。
個人的には視界が広がる分には問題なくむしろ便利なので広角のまま使用しています。

昼間は光が反射して見づらいときがあります。
これに関してはミラー型のドライブレコーダーの強みである、ミラー本体の角度を自由に変えても見える映像には影響がないので反射しない角度に調整すれば対応可能です。
今のところ角度を変えて対応していますが気になるようであれば反射防止シートみたいのを貼ろうと思います。

ミラー型ドライブレコーダーいいんじゃないでしょうか

取り付けに関してはそこそこ時間がかかり疲れましたが、結果としてミラー型ドライブレコーダーを購入してよかったと思います。
映り込みを気にせずラゲッジスペースに荷物を積めますし、2列目の様子をカメラを通して確認できるので便利です。
ということでちょっと値段は高いですが満足しています。
そして引き続き後方カメラの改良をしていきます。

【追記】後方カメラ問題ちょっと解決しました

マルチステーをちょっと伸ばして取り付けて視界がましになったものの、広角で見ることが出来なかった問題について、再度マルチステーを購入して取り付けたところほぼ解決しました。
取り付けた様子がこちら

ドライブレコーダー 後方カメラ改良

実際の写り方に関しては色々見えてしまうので載せないですが、リアガラスに貼り付けた状態とほぼ遜色なくなりました。
ちなみにマルチステーの説明欄を見ると・・・

マルチステーの説明欄

車両内装形状によってカメラの視野が確保できない場合はこちらと記載されていました。
ご丁寧に写真もありました。こんな丁寧に説明いただき写真も付けていただいたにも関わらず失敗するとは・・・1つ無駄にしてしまってすまぬ・・・

残る問題として、
段差やエンジンの振動でめっちゃ揺れる問題があります。
マルチステーで内装を挟み込んだものの、きっちり挟めるわけではないので揺れます。段差の場合は自分自身もガタガタしているのでまあいいですが、停車時のエンジン?のちょっとした揺れでガタガタするのはなんかなぁ・・・と。

もう1つの問題がリアガラスの電熱線?が見える問題があります。
これはまあちょっと気になる程度なので最優先では無し。

どちらの問題も解決するにはやっぱりバックドアの中に配線するしかないです。
ガタガタが許せなくなった時に気が向いたらやろうかなと思います。

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